デンタルクレジットというと・・・
（10万円を36回で払うと毎月2,780円の支払）
患者さんに対して金利・手数料を無料にするということは、医院がそれを負担するわけです。
3年36回払いで、9.5%の金利手数料です。
つまり、100万円の自費を3年クレジットの手続きにすると、2週間後に905,000円が医院の口座に振り込まれるわけです。
この負担は高いのでしょうか？
有名な2：6：2の分布を例に考えてみましょう。
黄色が歯に対しての意識が高く、費用も現金一括で支払える人の層です。（約６%）
次の緑の層が歯に対する意識は高いが、とりあえず自由にできる現金がない層です。（約14%）
この層の方は金利手数料0%のクレジットの存在をインプットするだけで、自費になる確立がUPするのです。
（この黄色と緑の方が2：6：2の最初の2です。）
さらにブルーの60%の方は歯の価値観を高めるコミュニケーションを繰り返すことによって、上位グループに入ってくるのです。
最後に残った赤の20%の人たちは何を教えても「聞かない」層ですので、この人たちを早く見定めて、あまり時間をかけない工夫をし、さらっと保険でゆくことです。
デンタルクレジットのない歯科医院では全患者数の6%程度の方が努力すれば、自費になります。
しかし、もしデンタルクレジットを採用したら、あと14%つまり総計20%の方が自費になる可能性があるのです。
そのための広告宣伝費と考えることです。
車業界がこの低成長の時代にこれだけ伸びているのはマイカーローンの存在によるところが大きいのではないでしょうか。
日本の歯科治療費は先進国の1/2〜1/10
アメリカの歯科治療費ー民間保険会社が「医療保険」を構築している
例
- 単純窩洞のレジン充填 $115（１面増える毎に＄35を追加）
- 歯冠全部を覆うレレジン修復 $250
- MBの場合 歯科医院に支払う部分 $750 ラボに支払う部分 $250
- 抜歯の場合
- 歯周病でぐらぐらの歯の抜歯 $115
- 難抜歯（埋伏歯の場合） $950
- 同上；2日入院での処置 $9500
- スケーリングの場合 30分間で$40 1時間 $70
日本の物価はアメリカの約2倍ですから、$１＝￥200で計算すると価値観がわかる。
※患者様の知りたいこと
- 今の私のお口の中は（歯は）どうなっているの？
- これからどんな治療がはじまるの？
- それはどのくらい通っていくらの費用が必要なの？
※ 当院の心構え
- わかりやすい説明がされること
- わかりやすい資料をお渡しすること
- タイミングを大事にすること！
コアー印象の前という段階がもっともいいタイミング
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